HOME＞リノベーションって何？
最近、よく目にする『リノベーション』とは何のこと？リフォームとはどこが違うのでしょうか？
言葉の意味としては、両方とも「刷新」の意味合いがあるようで、実のところ建築会社や設計事務所によっても色々と定義には差があるようです。
大きく分けると、家のハード面の改修がリフォーム。住人の生活スタイルや価値観といったソフト面にまで及んだ改修がリノベーションと言えるのではないでしょうか？
例えば、ガスコンロが壊れて新しい器具に取り替える・壁のクロスが破れたので、同じ様なクロスに張り替える・・・そんな工事がリフォームなら、耐震性の向上やバリアフリー・エネルギー節約の為の設備導入、大規模な間取り変更・給排水設備交換等の工事など、その家での暮らし全体に対処した包括的な改修工事がリノベーションだと言えます。
住む人の価値観やライフスタイルに合わせ、物件の価値を新築時以上に高める事が出来る---それがリノベーションなのです。
バブル崩壊以降新築物件数は減り、それまでに建てられたストック物件で立地や状態のよいものを買って、自分たちの希望通りのマイホームを実現させる人たちが増えてきました。
それに伴ない、リノベーション工事によって価値の高まった物件を、客観的に評価する指標の必要性から2009年には「リノベーション住宅推進協議会」が発足しました。
これからますます、リノベーションの世界は広がって行く事でしょう。
リノベーションを理解するために、具体的なモデルに合わせて、スケジュールやご予算の目安などをご紹介したいと思います。
